長年のご愛顧ありがとうございました

去る8/14にサークル参加をいたしました。
予告通り、今回のコミケットで個人サークルとしては参加を最後といたします。
思えば2002年に合同サークルから始まって2003年に前身の「赤木の本屋」を立ち上げ、2005年冬にマリみてジャンルに移籍。2007年までは新聞部シリーズ、2008年からは薔薇刑事シリーズを書き、おかげさまで完走することが出来ました。
最後まで書き上げることができたのも、ファンの皆様のお陰です。この13年、大変なことも少なくありませんでしたし、シリーズ完結を挫折しそうになることもありました。しかし毎回のコミケットのたびに来てくださる皆様のことを思えば、無責任なことはできない……と思って何とか最後まで辿りつけました。本当にありがとうございました。
C88でも引退を惜しんでいただいて、やっていてよかったなと思うと同時にやめてしまって申し訳ないという気持ちも……ただ、実際問題よい本が作れなくなってきたというのは確かでして、「参加するだけでは意味はない」*1と思っている自分としては、これ以上の参加はできないと判断しているところです。お許し下さい。

さて、引退うんぬん言っておきながら今後の話ってのも変ですが……現時点では、代表をしております「長崎の会」という文芸同人サークルで小説の発表を続ける予定です。予定通りですと今年も秋のコミティアで長崎の会の会誌を発行します。もしご興味があればご一読下さい。
また、一昨年から始めているアニメ評論は続ける予定です。アニメ評論を投稿できる同人誌があると紹介を受けたので、そちらに投稿します。詳しくはまたこのブログで。

長くなりましたが、長年の応援ありがとうございました!
皆様の応援を誇りにして、後の人生を歩んでいきたいと思います。

*1:これは私が私の活動に対して思っているところです。決して他の方の活動についてそう思っていたり決めつけていたりするものではありません。どのような価値判断であろうが尊重される、それがコミケットだと思っています。