製作も中盤で

まずは23日の話から。23日、横浜市で行われた「Original Only Event」に参加。友人jimmyさん、ムームーさんが参加するとのことなので、じゃあ、ということで参加した。
電車を乗り継いで横浜へ。同人誌を始めてから神奈川方面に来ることが多くなったなと思いつつ会場へ向かうと・・・なんか、公民館みたいな場所。確かに同人イベントは公共施設でやることが多いが、本当にここ? と思いつつ会場になっている4階に行くと、確かにここらしい。参加サークルが16だから、こんなものか。席を見ると、jimmyさんが隣だったので少しホッとする。
11時からイベント開始。だが! 一般客はほとんどなし。そりゃそうか、明らかにマイナーそうだもんなぁ。私も自分の本を読んだりしながら何となく時間を過ごす。
最初は売上数0冊も予想していたが、3冊ほど売れた。お買いあげ頂いた方にはありがとうございます。買って頂く時に少しだけ話をする。前回コミティアでは買って頂いた方ともほとんどお話しできなかったので、ちょっと嬉しい。小規模イベントはこういうアットホームなところが面白い。
結局、サークル参加者>一般参加者てな感じの参加人数でイベントは終了。イベントとして成り立っているのかどうかは不明だが、私個人としては、参加費も安いし、これならよかったかな。小さく満足してから、jimmyさんと一服してから横浜を出る。

次に、26……昨日。
まず最初に、国会図書館へ向かう。別に今日は特に調べるものもないが、家にいるよりは集中できる。国会議事堂駅から国会前を経由して図書館へ。
昼頃だったので、一番最初に食堂へ向かう。国会図書館、何がいいって食事が安い。カツカレーが440円である。他のメニューも安い。税金で安くしてくれているのだから利用しないのは損だ、と言うのが私の持論。まずは腹ごしらえ。
食事の後、喫煙室でノートパソコンと原稿用紙を開いて作業開始。小説の作成も、現在はフェーズ2に入ってる。このフェーズでは、原稿用紙に書かれた原稿を、修正しつつパソコンにテキスト化するのが目的だ。これが結構時間がかかる。前回はこの時間を少なく見積もって、ひどい目に遭った。今回は計画立てて、10日近い時間を取ってあるから、多分大丈夫だろう。流れに任せて、20ページほど書き写す。
二時間ほど作業してから、ソファで一眠り。それからもう一度喫煙所で作業。結局半分近く書き写した。うーむ、原稿用紙からテキスト化すると、ページ数のボリュームが少ない。これはフェーズ3で改善することにしよう。
閉館直前の五時ちょっと前に国会図書館を後にする。次に向かったのは東京。以前くりえい社を使うかどうかを検討していたが、これを正式決定した。くりえい社の場合本文はデータ入稿できないので、専用の原稿用紙を購入することにする。事務所は五階にあるのだが、エレベータがないので階段。軽くつらい?
店にはいると、今日は三人いた。そのうちの一人の中年の男性が、コテコテの関西弁。くりえい社は関西の会社なので*1、多分西からいらしたのだろう。ちょっとだけ旅情を感じる。原稿用紙は200枚で1000円。ちょっと高いよなぁと思いつつ、きれいな原稿を書くためだ、と自分を納得させて、くりえい社を後にする。
さて、今日はもう一カ所行かなきゃならんのよなぁ。でも正直、行きたくないなぁ。そんなことを思いつつ、くりえい社側のコンビニに入る。なぜかダイの大冒険を立ち読みする。ダイの大冒険は昔から好きだ。いかにもジャンプという感じがしてよい。自分の小説を振り返っても、影響されている部分も少なくない。ラストのゴメちゃんの謎あたりで少しウルウルする俺。すべて読み終わったところで、決心を固めて駅に向かう。今書いている小説の中でも、主人公真美が「あと取材が一カ所、残ってるんだよね。行きたくないけど」という台詞があるが、まさにその気分。趣味とはいえこれはつらい・・・。

ということで。午後六時頃。
JR舞浜駅に降り立つ。
男一人で!
あたりを見渡せばカップルか家族連ればかり。独り身の寂しさが身にしみる。
目的は、もちろんディズニーランド!・・・・なわけはなくて、小説の取材である。今回の小説でここが少し出てくる。以前来たときの光景をうろ覚えで書いていたのだが、もしまったくイメージと違うなら、書き直さないといけない。その場合は銀座か渋谷に取材に行かなくてはならなくて・・・だからそういうところに行きたくないんだって俺。できればここで終わらせてくれい。
少し取材したところ、イメージに完全に合致する場所を発見。そうそう、これこれ、と少し観察。これなら書き直さずに済む・・・と安心しながら、タバコを一本吸ってから舞浜を去る。駅も、やはりカップルと家族連ればかりで・・・目の毒だ。
舞浜⇒八丁堀⇒秋葉原と経由して、秋葉原でラーメンを食べて帰宅。
結論。舞浜はやはり一人で行く場所ではありません。

*1:そのせいかどうか、パンフレットが異様にハイテンション。読んでいて楽しい。