感謝の気持ちを忘れずに。

虎の穴特選20、一日で全部入れ替わっていました。大騒ぎしたのがアホみたい……みっともないところをお見せして済みませんでした。
とはいえ、一瞬でもああいう舞台に自分の本が載ったことは嬉しいし、今後の励みになる。今回の件は前向きに捕らえたい。
さてこういうことがあったり、即売会でたくさん本が売れると、ついつい「俺の書いた本が評価された」「俺の能力が評価された」と有頂天になりがちだ。
しかし、そうじゃないだろと考える。確かに本文を書いたのは自分だ。だけどそれだけで本が完成したか?と言われれば、noだ。表紙を描いてくれたJH君やぺってん紳士さんがいなきゃ、本は手にとってもらえなかっただろう。虎の穴の営業マンの方に声を掛けてもらえなかったら「特選20」どころか店舗に本が並ぶこともなかったろう。何より今日まで続けて来られたのは、本を「面白いです」と言って買ってくださる読者の方の力があってこそ。
高い評価は、俺だけのものじゃない。その気持ちを、いつまでも忘れないようにしたい。