新刊&冬コミ本がとらのあなで買えます!

赤木です。
6/6のコミックコミュニケーションで発刊した新刊「バイトですよ、祥子さん!」がとらのあな様で販売開始です!東京エリアの方、是非ご入手を!
また、冬コミで発刊した「祥子恋歌」も同時期に販売開始しました。遠方の方、冬コミにいらしていない方、こちらの方も是非よろしくお願いします。

なお、「バイトですよ、祥子さん!」に関しては、6/20に東京ビッグサイトで開催される「とら祭り2010」でも委託販売される予定です。スペースなどは詳しく決まったらご連絡しますね。
また、両刊とも夏コミでも販売する予定です。

ちなみに、「祥子恋歌」に関しては、即売会価格と委託販売価格が同じです。
とらのあな」さんの場合、店頭(ないしはサイト)に掲載されている価格の5%は消費税です*1。これはまぁ当たり前として、消費税を抜いた金額の七割がサークル側に入る本代、三割が委託手数料ということになっています。
つまり、735円の同人誌が委託販売されていたら、490円がサークルの取り分、210円がとらのあなさまの取り分っつうことですね。
で、大手サークルの場合、取り分を低めにして即売会価格と委託販売価格を近づける、ということをしていることがあります。例えば500円の本の場合、通常は735円(サークル取り分490円)にするところを、630円(同420円)ないしは525円(同350円)にしたりします。理由はサークルさんによってさまざまでしょうし、そうしてない大手もありますが、こうすればファンの方は委託でも価格的な抵抗感は薄れると思います。、
でも、その分サークルの取り分は少なくなる訳ですから、何千冊も売れるような大手サークルならまだしも、ウチみたいな弱小サークルだと相当きつい……特に赤木文庫は小説本が多く、即売会価格がそもそも高いことが多い。するとどうなるかというと、割合で計算される委託手数料がスゲェ高くなるんですよ(;´Д`) ファンの方に四桁以上の金額を支払っていただくのってものすごい抵抗感があるのですが、最近は泣く泣く総額四桁を超える金額で委託しています。そうしないとウチが続かないもんで……すみません。
で、そういう中にあって「祥子恋歌」は即売会価格と委託販売価格が同じ!なんて太っ腹!と思ったあなた!違うんです!単に計算間違えただけなんです……私もサイト見て「あれっ?!」とびっくりしました(泣)まぁでも、最新刊でないしいいかなとも思っています。

価格ネタでもう一つ。
赤木文庫は近年委託する際、店頭で税込み価格がちょうどになるように計算してやっています。即売会価格500円の本の場合、多くは委託販売価格を600円とかにしており、最終的な店頭価格は630円と消費税がついた価格になります。
ところが!赤木文庫の場合は消費税込みで600円とか400円とかきりのいい価格にしてるんですね〜。これはちょっとだけこだわってやっています。特に今回は二冊合わせて1000円と(結果的にですが)ちょうどいい金額になりました。
でもこれって、消費税分の値引きを泣く泣く飲んでる中小企業さんと同じだよな……とふと思ったり。でもでも、ファンの方に手に届きやすい価格で本を出したいというのはサークル発足当初からの思いです。だから、消費税分を値引きするのも赤木文庫のささやかなファンサービスと思っていただければ、と思います。

まぁ長くなりましたが、新刊是非よろしくお願いします!

*1:正確には「価格の5%が消費税」という説明は誤っていますが細かいことはいいんだよの精神でお願いします