阪神応援歌

日曜日ぐらいに、新聞に「阪神応援団の中虎連合が、ヒッティングマーチ1,2番の作詞・作曲者を偽り、不正に著作権収入を得ていた」というニュースがあった。現在の応援歌の大半は、何らかの形で中虎連合が関わっており、今シーズン開始までに、ほぼすべての応援歌が変更される見込み、とのこと。
私が阪神応援歌を買ったのは、まぁ他の人と同様、2003年・・・つまり阪神優勝の年である。確か日ハム戦*1を見に行った帰りに、東京ドームの野球ショップで今岡のユニフォームと一緒に買った記憶がある。
CDは、巨人と確か広島かどこかの球団と並んで置いてあった。ところが、なぜか、阪神だけ高いのである。2500円。巨人と他の球団のCDは2000円である。
私は最初から、「この500円の差は利権のにおいがする・・・・」などと穿った見方をしていた。このニュースを聞いて、さもありなん、という気持ちである。
個人的には野球場の応援団はあまり好きではない。以前神宮に行ったとき、特攻服姿の応援団が我が物顔で闊歩し、禁煙マークの前でタバコを吸い*2、あげく代打浜中*3で私の目の前に応援用の横断幕を広げて視界を遮った。今でも横断幕を見るとそのことを思い出し、微妙な気持ちになる。
他にも、トランペットを耳元で鳴らされたりと、いい思い出がない(感じのいい応援団員にも出会ったことはあるが・・・)。
中虎連合は暴力団関係者がいたらしい。現在の応援団も暴力団との関係が指摘されていると聞いて、それもそうかもなぁと思ってしまう。と、同時に、私がCDを買った代金が暴力団関係者に渡っていると思うと、腹立たしい気持ちになる。
とはいえ、応援や応援歌が嫌いかと言われれば全く逆で、大好きである。現在の阪神の応援歌が全部変わってしまうのは、仕方がないとはいえ、それはそれで残念である。

ニュース(デイリースポーツ)
http://www.daily.co.jp/baseball/2005/03/08/164137.shtml
新応援歌 ちょっとダサいかも・・・
http://tigers-hm.net/hmall.html

*1:木元の満塁HRなどでロッテの清水直を打ち砕き、日ハムがボロ勝ち。言うまでもなく、観客は一万人以下

*2:今は全球場でスタンドは全面禁煙

*3:阪神ファン的には鼻血を出して盛り上がるシーン