しまった!

現在新刊鋭意執筆中。今回は体育館や講堂といった場所の名前がよく出てくるため、地理的な位置をもう少し確認したいと思った。文庫本でそれに該当するところは何度も読んだが、ビジュアルが欲しい。
ということで、秋葉原のリバティーへ行く。今まで足を運んだことはなかったが、ここはアニメゲームのビデオ、CDがたくさんあると聞くから、マリみてもあるでしょう。
店内、所狭しとアニメのDVDが並べられている。個人的には、姫ちゃんのリボンDVDを見た瞬間思わず足を止めてしまった。すべての始まりとなったこの作品に対する感慨は深く、落涙しそうになったが、とりあえず今日はスルー。ごめんな、野々原*1
ま、ま、ま……魔法少女はまほう、だからもう少し先……とDVD欄をよく見てみるが、ない。なんと、マリみてDVDがないではないか。貴様不勉強だぞ!と怒りたくなったが、そうだ、なにもDVDだけに限らないじゃないか。と、その奥にあるVHSコーナーを見る。すると、あったあった。マリみてビデオが全部揃っていますよ。じゃ、これを借りることにしましょう。
その時! 突如、脳裏にあることがよぎる。
「俺、引っ越しの時にビデオデッキ持ってきてねぇ……」
(;´Д`)

そういや「もうあんまりビデオ見ないし、レンタルビデオ屋近くにないし、ビデオも撮らないから、持ってこなくていいや」とか思ってたんだっけ……まさかこんなことになるとは。まさに「ドラえもん のび太の日本誕生」の「ラーメンのつゆも飲んでおけば良かった」*2の世界である。
結局、スゴスゴとリバティーを後にしましたとさ。

*1:姫ちゃんの本名は野々原姫子。

*2:のび太が雪山の中で遭難し、もうダメかと言うときに、ママがラーメンのつゆを捨てる幻想を見る。「のびちゃんいつもラーメンのつゆは残すでしょ」というママに対し、のび太は伝説の名ぜりふ、「ラーメンの……」を口にするのである。この台詞に、全世界が涙したことは言うまでもなく、後に後悔するときの常套文句となるのである。