今岡、バットが湿っています。

まずは、石川県金沢市でお買いあげいただいた皆様、誠にありがとうございました。赤木は金沢に住んでいたこともあり、金沢での本の発売は、故郷に錦を飾る思いです。今後も引き続き赤木小説を読んでいただければ幸いです。


さて、今日の本題。


阪神・今岡はやや復調ムードのある今日この頃だが、対照的に私の方はやや調子を落とし気味。いや、体調ではありません。小説の方です。
前回申し上げたとおり、一応目標は「コミケット当選と同時に第0校*1脱稿」としており、まぁやや遅れてはいるものの、一応順調に進んでいる。
しかし、どうも書いていて物足りない。書きたいこと、伝えたいことが伝わっていないような気がする。夏コミ新作*2「炎の選挙戦」は、真美シリーズの第二作であり、自分としても「これは書きたかった」という題材だ。だから、ボールペンを握ればもっと自然と筆が進むかと思ったが……
実際にやってみると、シーンごとにつっこみの甘さが目立つ。部分部分がいまいちのため、全体的に想像していたよりもスケールが小さくなってしまっている。真美たちが学園内を所狭しと駆け回る姿が売りのこの小説で、これでは。
とはいえ、幸いなのは本締め切りまではまだ相当時間があること。もっと書きたいことを明確にして、第0校をベースに各シーンごとのボリュームをアップしていけば……

がんばります。

*1:赤木文庫作業手順では、原稿用紙に書いた状態を第0校と呼んでいる。しかし実は原稿用紙で全部書ききったことはなかったりする。

*2:もちろん落ちたときのことは考えていない。