今度はミニ規格です。

サンシャインクリエイション33」の前週、社内のゴルフコンペに参加することになりました。これの幹事の手伝いをしているのですが、また面倒なのです。順位ごとの景品を選ばなければならないのですが、大した予算もないくせに、商品がショボいといつまでも文句を言うので、苦労します。あっ、ブービーはどうせ俺が取るから、俺の好きなものにしよう……メモメモ。


ところで、ゴルフはいいけどサンクリの原稿は出来てんのかって?ええ、ご心配なく!順調です。
今度のサンクリでは、カラーカバー付きの本は出しません。140ページの「フル規格」本を出そうと検討していたのですが、諸事情あって無理と判断しました。その代わりに、カラーカバー表紙なしで30ページちょいぐらいの文庫本を出す予定です。コピー本に毛が生えたような「ミニ規格」本ですが、中身の濃さはフル規格本と何ら変わらない予定です。乞うご期待。
なお、こちらの本は書店委託しない予定なので、即売会でお求め下さい。数にもちょっと限りがありますが、サンクリでいきなり売り切れ……とかそういう展開はないと思っています。


さて原稿は第1版が完成。ただ、前半のシーンの出来が気に入らない。ということで、厚みを増すために「チャオ ソレッラ!」を読み返す。これを読み返すということは、新刊の内容は……もう既にお察しがついていますね。今回の舞台は、イタリアです。早速語りたいことがたくさんあるのですが、その辺は発刊後、「編集手帳」でゆっくりと。
ただ、瞳子と可南子におみやげを買うシーンで、由乃祐巳に「どっちにするの、祐巳さん」と問いつめているシーンがあるのですが、思わず本を伏せ、天を見上げて涙。嗚呼、このときは夢があった。というか、可南子が祐巳の妹になると信じて疑っていなかった。だがその夢も、今や風前の灯火……なぜだ?! なぜなんだぁ!
「チャオ ソレッラ!」は2004年4月発刊。あれから約二年半。まさかこういう展開になろうとは……二年は、長い。