改めて聞いてみると

やっぱり、人に話を聞かないとダメだな。
そう思った一日でした。

11月12日、コミティアに参加。先日の日記に書いたとおり、合同サークル「長崎の会」として、初の合同誌を作成し、それを販売しました。
今回の合同誌のテーマは、「スポーツ」。小説あり、評論あり、エッセイありと、文章系ならなんでもオッケー、そういう合同誌でした。
赤木はここに、二作品を書きました。
「百万馬券
あの神田川のキャラたち大復活! という作品のつもりでしたが、よく考えれば神田川読んだことある人って全国に15人しかいないんだよね……orz それはさておき、こちらは競馬をテーマにした小説。自分としては「競馬シーンがダメ過ぎ」という感想を持ってかなりダメな評価だったのですが、仲間たちの評価は悪くないレベル。「自分がダメだと思った本の方が売れる」とよく言いますが、そんな感じの一作でした。ただ、普段から苦手にしている「動作の描写がもっと欲しい」という指摘を受け、やっぱり分かるんだなぁと思ってしまいました。
「フルスイングに夢を乗せ」
私が日ハム・小笠原のファンになっていく様を書いたエッセイ。書いているときは楽しかったけど、今読むと恥ずかしいかも……
書いたときと本が出たときの感想・評価が真逆になった一冊ではありました。

コミティア終了後、入り口付近のカフェテラスで合評会。お互いの文を、建設的に批判し合う。普段、一人で「これでいいのか」「これじゃダメなような気がする」と悶々としているのですが、改めて聞いてみると、自分じゃダメと思っていることが別に問題なくて、むしろ自分が気づかなかったところを指摘されたりする。ははぁ、人に聞くっつうのは実に勉強になるなぁ、と思った一日でした。気心しれた仲間たちとこうして批評し合うのは、いいなぁとすごく思いました。

その後は新橋の飲み屋で、浴びるように*1酒を飲む。コミティアの成功で気が大きくなり、ついつい飲み過ぎてしまった。
酒屋の床に寝ころびながら、仲間たちと本が出せたことを、ただただ喜んだ日曜日。

*1:と言いつつ赤木は激弱なので、民間人からすれば非常に少量