評論本が熱い

友人jimmyさんが評論系で活躍していて、この冬コミではご挨拶ついでに他の評論系サークルを少し回りました。とても面白い本が何冊もあったので、ここでちょっと紹介させて頂きます。


空耳アワー辞典for14years(空耳アワー研究所)
500円という値段と、「友達への土産にどうですか」という売り文句に引かれて購入。読んでみると、200ページに渡ってこれでもかと空耳が書かれています。音楽を聴かないと面白くないんじゃ?と思ったのですが、読んでいるだけでスゲー楽しい(笑)タモリファンでない私がこんだけ楽しいのですから、タモリファンは絶対に買いです。
○アキバ暮らしを楽しむ本(くぬぎやま通信社)
我々にとって遊ぶ街としてなじみ深い秋葉原ですが、住んでみたらどうなるの?という誰もが何となく思う疑問にずばり回答。アキバに実際に住んでいる作者の方の、秋葉原生活情報本です。「医療系施設は充実。スーパーマーケットはハナマサワイズマート*1があり不便しないが、クリーニング店が少ないので必要な人は注意」と非常に具体的な秋葉原生活情報が面白いです。本にある秋葉原賃貸物件を見ながら、秋葉原に住んだら楽だろうなーと夢想するのが楽しい本です。
○りぼん総目録(改築 村上荘)
集英社から発売されている少女漫画誌「りぼん」の目次の内容を、1987年から2006年12月まで掲載した本。1987年1月号の表紙が柊あおい。泣ける……。柊あおいから水沢めぐみ椎名あゆみ吉住渉藤井みほな、そして種村有菜と「りぼんのエース」が移り変わっていく様子がばっちり分かります。この本によると私が大好きな「姫ちゃんのリボン」は1990年8月号に連載開始。涙が出てきた……。ここまで調べてくれた作者に大拍手。


ある人は、「評論系の本は真の同人誌」と言っています。三日目に時間とお金に余裕があったら、評論ジマに寄ってみると面白いと思いますよ。

*1:UDXビル一階にあります