おめでとう新聞発刊しました!

以前から、祐巳瞳子が姉妹になったら何かしたいと思っていました。新聞屋としては号外なんかどうだ?というところから始まって、リリアンかわら版の号外を作ろう!と決めたのは去年の九月。やっと出せたなーと満足しています。皆様、見ていただけましたでしょうか?*1


今回の新聞はいろいろと語りどころがあるんですが、全部書いたらダラダラ長くなったので、見出しについてだけワンポイントで思い出話を。
学生時代から、この見出し付けというのがすごく苦手でした。短く、かつ内容を印象的にまとめるというのは難しい作業で、いつもウンウン唸っていた記憶があります。
今回のおめでとう新聞でも全く同じでして、「紅薔薇のつぼみ 瞳子さんを妹へ」と「祥子さんの前で十字架授与」はまぁいいとして、もう一本が当初は「紅薔薇の後継者誕生」となっていました。これはちとダサい感じだな、と思い、ここについて考えることにしました。
「ライバル一転姉妹に」は選挙戦に目がいきすぎているな……「拒否一転姉妹に」は、真美たちがクリスマスの一件を知らないことが前提だから却下。なかなかうまい言葉が思いつきません。
そんな中、「紆余曲折」という言葉が浮かんできました。確かに二人のこれまでは紆余曲折あった。二人の出来事を表すにはぴったりな言葉ではあります。ただ、紆余曲折っていう四文字熟語はちと堅いんじゃないかな……と思って、同じ意味で他の言い回しがないか考えた結果出てきたのが「曲折経て」。これなら後の言葉につなぎやすいしひらがなが入っていて柔らかい感じ。「曲折経て姉妹に」にしようと思ったのですが、これでは七文字。理想は八文字から十文字。一文字足りない。うーん、どうしよう。と思ったところで出てきたところが「特別な存在」。確かにリリアンにおいて姉妹は特別な存在です。祐巳瞳子は単なる先輩、後輩から特別な存在になったと言っていいのでは!
こうして出来た見出しが、「曲折経て特別な存在に」です。個人的にはかなり気に入っていたりします。


そんな新聞を作成し、当日配りました。いろいろな方が手に取ってくれて、中には見てすぐに感心したり、笑ってくれたりという反応をしてくれた方も。中には新聞に感心して、本を買って下さった方もいました!わーい!


結局新聞はほぼ完売。やってよかったなー、やりたいことがやれたなー、という気分です。ご協力いただいた藤沢光さんには感謝、感激!
何かあったらまた号外を出したいです!

*1:敢えてサークル名を書かなかったので、私が書いたって知らない人もいるかも……